変形シャボンで遊ぼう!〜静電気でシャボン玉を操る〜
はじめに
難易度
★★★☆☆(少しコツがいります)
材料・道具
・特製シャボン液
・シャボン液を入れる容器
・ストロー
・紙
・塩ビパイプ*1、または、下敷き
特製シャボン液の作り方は、下のページを見てください。
変形シャボンで遊ぼう!〜特製シャボン液の作り方〜 - 大阪大学CARP(原理研究会)
実験手順(作り方)
この実験は、二、三人でするのがおすすめです。
まず、塩ビパイプと紙をこすります。紙で、塩ビパイプを拭くように、すばやくこすります。
こすっていると、バチバチと音がしますが、その音が電気がたまってきている合図です。
電気が十分にたまったら、シャボン玉を膨らませます。
そして、帯電した*2塩ビパイプを、シャボン玉に近付けてみましょう!
そのまま、塩ビパイプを近付けると、シャボン玉が、棒にくっつこうとします。
上の図のように、マイナスに帯電した棒によって、シャボン玉の中にあるプラスの電気が、棒のほうに集まります。
そして、静電気の力で、シャボン玉が引き寄せられる、というわけです。
そして、時間が経つと、シャボン玉が割れます。しかし、うまくいくと、膜が破れても、変形して浮かび続けます。
何回も挑戦してみてください!
実験のコツ
シャボン玉に、塩ビパイプを近づけすぎると、シャボン玉がくっついてしまいます。逆に、遠すぎると、下に落ちてしまいます。
なので、シャボン玉を長く浮かべさせるには、近すぎず、遠すぎずの距離をみつけて、何度もチャレンジすることが大切です。
でも、慣れたら、簡単にできるようになりますよ!(^^)!
工夫・発展
少し難しいですが、もうひとつ、シャンボン玉を浮かばせる方法があります。
帯電した塩ビパイプで、シャボン玉に一瞬だけ触れます。
すると、今度は、シャボン玉が棒に反発するようになります。
二つをくっつけることで、帯電した棒のマイナスの電気が、シャボン玉に移って、反発しあいます。
シャボン玉と塩ビパイプをくっつけるとき、シャボン玉は割れやすいですが、これもコツをつかむと、うまくできるようになりますよ。