Handai-CARP’s blog

大阪大学CARP(原理研究会)です!

【番外編】マッチの擦り方・使い方

はじめに

今回は番外編です。

理科実験で、子どもたちにマッチを使ってもらうことがあります。
始めの頃はとりたてて説明もしていなかったのですが、実験前にマッチの説明と実演をしておいたほうがスムーズに進むということが分かりました。
同じように小学生に実験を教えている方の参考になればと、説明している内容をまとめてみます。

用意するもの

  • マッチ
  • 水を張った空き缶(もしくは灰皿)

擦り方

マッチの箱とマッチをしっかり持ちます。
大別すると、

自分に向けて擦る方法と、


外側に向けて(前方または下方)擦る方法があると思います。

2つ目の方が簡単かつ安全なのでそちらで教えています。
前の方ではなく下に向けて擦るようにします。
擦る前に周囲を確認することも大切ですね。


マッチの持ち方もしっかり伝えましょう。

写真のように軸の端を親指・人差し指・中指の3本でしっかり持ち、人差し指で力を伝えるようにします。


何も言わないと、無造作に握るようにマッチを持つ子もいます。*1
火がついた時に手と火が近い上に、とっさに持ち替えることもできません。

点火後の持ち方

擦り方以上に大切なのが、火の着いたマッチをどう扱うか、です。

上向き

最も安全な持ち方。
が、ずっとこの状態だと火が消えます。

上45度

次に安全な持ち方。

水平

火の勢いが安定する持ち方。

なにかに点火する時は上45度か水平がいいでしょう。

下45度

火を大きくしたい時。

下向き


火の勢いがどんどん強くなる上、火の真上に手があるので普通はこのような持ち方はしません。
が、意外といいますか、とっさにこのような持ち方をしてしまう子も多く、注意が必要です。
このような持ち方はしないようにと、しっかり伝えておきましょう。

消火

目的のものに点火した後、水を張った空き缶に落とします。
灰皿の場合もそのまま置いておいて大丈夫ですが、吹き消してもいいでしょう。
マッチを振り消すのは、なかなか消えない上に、手からマッチが飛んでいくこともあるのでやらせません。

まとめ

チャッカマンを使えばこんなことは説明しなくてもいいのですが、マッチのような原始的な道具の方が火の性質や火を扱うということを経験として知ることができるので、あえてマッチを使ってみるのもいいものだと思います。

追記

子どもたちだけでマッチを使って遊ばないよう、注意することも忘れずに。
可能であれば、保護者向けにマッチの使い方を教えた旨を書面で伝えたほうがいいかも知れません。(2012.12/17追記)

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*1:指先を使うということにまだ不慣れなのでしょう