1弦ギターを作ろう
はじめに
難易度★★☆☆☆(かんたん)
自分の手で楽器を作ってみませんか?
大昔の人のように、身近なもので作った楽器で気ままに音を奏でてみましょう!
材料・道具
※ 弦・共鳴させるための胴・棹・ブリッジ・弦を固定するものがあれば作れます。
- 弦・・・・つり糸・タコ糸など
- 共鳴胴・・ペットボトル、空き缶、空き箱、牛乳パックなど
- 棹・・・・木材など(50cm〜1mくらい)
- ブリッジ・割り箸など
- くぎ、ネジ、など
- ドライバーや金槌
- マジックペン
作り方
今回は、一番加工が簡単な牛乳パックで胴を作ります。ただし、耐久性は低いです。
胴を作ります。
牛乳パックを5cmくらいの高さに切り、棹を通す穴を開けます。
1つの穴はパックの底にくっつけ、反対側の穴はパックの底との間に5mmくらいの隙間を開けておきます。
弦を張ります。
弦の片方に輪っかを作り、棹の末尾に引っ掛けます。
弦のもう片方の先を棹の先端のネジに十回ほど巻きつけ、棹の裏側のネジに結んで固定します。
棹の先端のネジに直接結んでもいいのですが、このようにした方が弦の張りの調整が簡単です。
調弦、完成!
ピアノ等と音を合わせながら、音階になるように押さえる場所の印をつけます。
これで完成です!
簡単な曲を演奏してみましょう。
工夫・発展
弦の太さや張る強さの違いで音の高低がどう変わるか、比べてみましょう。
実際の楽器を参考に、弦の張りの強さを調整できるような仕組みを作ってみたり、複数の弦を取り付けて音域を広げてみたりしましょう。
「カンカラ三味線」で検索してそちらに挑戦してみるのもいいかも知れません。