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Handai-CARP’s blog

大阪大学CARP(原理研究会)です!

【動画あり】3学期第4回小学校理科実験プロジェクト 〜解剖・魚(マアジ)編〜

カープの活動

先日の小学校理科実験プロジェクトの様子を報告します。
今回は、「化学・物理」の枠を飛び出して、「生物」分野の題材で実験をしてみました。

ずばり「魚(マアジ)の解剖」です。

外見を観察

「目はあるかな?鼻はあるかな?耳は?」*1
「口を開けてみると..」



口から水を注いで、どこに抜けていくかを観察*2

手順にしたがって解剖

解剖に移ります。

1.肛門からハサミを入れ、お腹を切りひらく。

内臓を傷つけないように、ちょっとずつちょっとずつ...
2.肛門から縦に切る

3.側部を横に切る

4.エラにそって縦に切る

という順番で開腹していきます。浮き袋が見えますね!

内臓を観察


浮き袋、肝臓、胆のう、胃、腎臓、腸、幽門垂、精巣・卵巣などなど。
図と見比べながら、どこに何があるかを観察しました。

内臓を取り出し、再び観察

そして、頭の方まで切込みを入れ、エラを掴んで一気に引っ張り出します。すると、このようになります。

内臓をすこしずつほぐしながら、

  • エラの間に埋まるように心臓があるのがわかるかな?*3
  • 口から食道、胃、腸、肛門へと消化管をたどってみよう。一本の管として取り出せるかな?
  • 胃の中を切り開いてみよう。なにか食べたものが見つかるかな?

といったポイントで観察しました。

最後に

目を解剖して、水晶体を取り出しました。これが今日のおみやげ。

子供たちの反応

生臭さと見た目の気持ち悪さにかなり戸惑っていた子もいましたが、観察をする中で「知的好奇心>気持ち悪さ」となり、観察に没頭。
片付ける段階になって我に返り、突然「気持ち悪ーい」の表情を取り戻した子もいました。
また「お寿司屋さんってこんな大変なことをしていくれていたんだ〜」と言う感想も。



写真のアングルによってはかなりヤバイ場面のようにも見えてしまいます...

わたしの感想

文章に起こしてみると、観察ポイント盛り沢山ですね。
魚とはいえ、一つの生き物の身体。複雑で精緻なメカニズムがそこにありました。
思えば、小中高大と一度も解剖をしたことがなかったので新鮮でした。
道具はハサミとピンセットだけでOK。やり方もネットで探せばいろいろあるので、皆さんもいかがでしょうか。

使用した魚はスタッフみんなで美味しくいただきました。*4

text by カツトシ

*1:目鼻はもちろんありますが、耳はありません。その代わり、側線という振動を感じる器官があります

*2:エラから抜けていきます

*3:魚の心臓は一心房一心室

*4:持ち帰り希望の子には持って帰ってもらいました