【動画あり】使い捨てコップでライデン瓶 〜静電気を集めて100人おどし〜
気をつけること
- 体に静電気がたまった状態で電子機器を持つと壊れてしまう場合があります。実験が終わった後は、水道の蛇口を触るなどして逃がしておきましょう。
- 心臓の弱い方はこの実験は行わないでください。
実験手順(作り方)
まずはライデン瓶を作ります。
1. 2つのプラコップの外側の側面にアルミホイルを巻きます。
2. 2つのコップを重ねます。
この時、細長いアルミホイルを2つのコップの間に挟んで先端を飛び出させておきます。
図解すると、↓のようになります。
内側のアルミホイルと外側のアルミホイルがくっつかないようにしましょう。
くっついていると静電気が逃げてしまいます。
次に静電気を集めます
4. ティッシュペーパーで塩ビパイプをごしごしとこすります。
冬にセーターを脱いだ時のような「パチパチ」という音がしていたら、うまく静電気が発生している証拠です。
5. 塩ビパイプをライデン瓶の飛び出たアルミホイルに近づけます。静電気で、アルミホイルが動きます。
塩ビパイプとアルミホイルがくっついてしまうと貯まっていた静電気が逃げてしまうので、触らないように注意!
触ってしまったら、一からやり直しです。
6. 5を何回も繰り返すと、ライデン瓶に静電気がたまってきます(電圧が高まります)
7.放電する
一人でやるとき片方の手で外側のアルミホイルを掴み、もう片方の手の指を飛び出たアルミホイルに近づけます。
パチッと来ます。動画はこちら。(よく聞くと「あぁ!」という叫び声のまえに「パチッ」という放電の音が聞こえます)
大勢でやるとき
輪になって手をつなぎ、1箇所だけ手をつながずに開けておきます。
開いたところの一人が外側のアルミホイルを掴み、もう一人が指を飛び出たアルミホイルに近づけます。
すると、手をつないだ全員にビリッと来るはずです。
実験のコツ
- 湿度が低い方が静電気を貯めやすいので、冬場にやるのがいいです。
- 塩ビパイプとティッシュペーパーだけでなく、いろいろな材料を試してみましょう。僕らが試したところ、掃除機のパイプと寝袋の組み合わせが最強でした。
追記
補足の記事を書きました 「使い捨てコップでライデン瓶」の補足(大きさを変えるとどうなるのか) - 大阪大学CARP(原理研究会)