読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Handai-CARP’s blog

大阪大学CARP(原理研究会)です!

イロイロ出てくる!サインペンの色の分離

理科実験レシピ集

はじめに

身近な材料(コーヒーフィルターやキッチンペーパー)でペーパークロマトグラフィー!
難易度★★☆☆☆(実験自体は簡単・理屈がちょっと難しいかも)

材料・道具

  • サインペン(水性)
  • グラス(紙コップやビーカーでも)
  • コーヒーフィルター(キッチンペーパーでも可)
  • 割り箸
  • はさみ


実験の流れ

1. キッチンペーパーを短冊状に切り(コップの深さよりも長く)、端から2cmほどの位置にペンで点を書きます。

2. コップに1cmほど水を入れます。

3.先程のキッチンペーパーを割り箸にはさみ、下端が水に浸るようにコップにセットします。

4. 毛細管現象で水が上がってくるまで、15分ほど待ちます。

5. 引き上げて色の分離の様子を観察しましょう。これは結果としてはイマイチですね。

実験成功のコツ

特にありませんが、
分離の様子が印象的なサインペンをあらかじめ調べて、さりげなく紛れ込ませておいてあげるといいかも。
とにかく沢山の種類を試してみたらいいと思います。

工夫・発展

違う色の点を同じ短冊に書いて、色の分離の様子を比べたりもできます。
簡易ペーパークロマトグラフィーとして、さまざまに応用ができるので、夏休みの実験観察にもおすすめです。

なんで色が分離するの?

ペンには、もともと色々な色が混ざっています。
イメージしやすいように紫色のペンを考えてみましょう。
多分紫色のペンには、青色や赤色の色が混ざっていると思いますが、この二つの色で色以外に違う事があります。

それは、水の中での移動しやすさ!
移動しやすい色は、水の毛細管現象と一緒に紙の上側に広がりやすく、移動しにくい色は、紙の下側に広がりやすいです。

厳密にいえば、色の顔料の重さ*1に関わってきます。
まあ、重いと上に上がりにくい、軽いと上に上がりやすい、と思えば分かりやすいですね(^^)

実際にやってみたときは

実験の手順を説明をしても、最初は「???」な子供たち。
実際にやってみて、思いもしない色が出てきたときはとても驚いていました。
(個人的には、黒のサインペンの分離がお気に入りです)

実際にやったときの写真です。ピンクとオレンジがうまく分離されているのが見えるでしょうか。

詳しい様子はこちら!写真多数!→セパレート ザ カラーズ 【科学実験】 - 大阪大学CARP(原理研究会)

他の実験も見てみる

理科実験レシピ集 一覧

text by カツトシ

*1:分子量のこと